ＷisteriaＲice

突然、助右衛門が執務の休憩に一服している最中、すっと勢いよく開く襖。
その先には、遊びに来ており、助右衛門の仕事が終わるまで客間で待つと言っていた幸村の姿。希望的には真顔。
何かあったか？と思いつつ、助右衛門が小首を傾げて幸村の名を呼ぼうとした矢先に、被さるようにして抱擁してくる幸村。
で、ちょっと困った様に眉を垂れる助右衛門をしこたま抱き締め深呼吸をして、また、何事も無かったように離れ、やっぱり真顔。
不思議な顔をしながら、幸村をじっと見詰めれば、はっきりとした口調で「補給です。」と言い、また、すっくと立ち上がり、客間に帰る幸村。
暫し意味が解らなかった助右衛門も、補給、の意味をなんとなく理解して一人赤面。
早く仕事を終わらせないと、と思いつつも、やはり手は抜けないしあれやこれやとしているとずんやり時間が経ち、定期的に“補給”を繰り返す幸村。


ぎゅっぎゅイチャイチャしてくれ頼む。
助右衛門ともっとイチャイチャしたいけど仕事の邪魔はしたくない、でもイチャイチャしたい。そんな幸村据え膳対策＝定期的な補給。

メンテナンスみたいな感じで。